USCPA(米国公認会計士)の難易度(1):必要学習時間

このブログで一番人気の記事は、これです。
USCPA 新試験 難易度(2017Q2合格体験談)

難易度に関して興味のある方が多いようなので、
私の経験をもとに、USCPA難易度についての記事をお届けします。

難易度に関しては、いくつかの視点から見る事ができますが
今回は、「合格までに必要な学習時間」に関してお伝えしたいと思います。

合格に必要なものは? 

私は、受験仲間や、ブログ/メルマガ読者の方から
学習方法や受験順序など色々な相談を受けています。
その際に必ず確認するのは、その相談者の方のスペックと月の学習時間です。
合格には、スペックと学習時間(+強いメンタル)が重要だと感じているからです。

スペック(USCPA関連知識/英語力)や強いメンタルに関しては、後日掘り下げるとして、
学習時間に関しての私の考察結果を、以下でお伝えします。

合格までに必要な学習時間は? 

合格までに必要な学習時間は…
ズバリ、1500時間~2000時間です!
予備校は「1000時間で合格可能」と言っていますが、
それが可能なのは、公認会計士資格をお持ちで、英語も堪能。そんな方ですね。
もちろん、例外も沢山あります。
しかし、普通の人は、以下が必要時間の最低目安ではないでしょうか。

FAR: 500時間強
AUD: 300時間強
BEC: 300時間弱
REG: 300時間強
合計: 1500時間前後 

FARだけで、500~600時間くらいかかるのが普通です。
簿記1級や公認会計士の方にとって、FARは余裕科目だろうと推測していたのですが
実際には、簿記1級をお持ちの方でも、500時間かかったという人も多くいました。
(この理由の説明は、また別の機会に)


FAR以外の科目を約300時間ずつで一発合格したとしても、最低1500時間はかかります。

全科目一発合格する人は少ないので、不合格の科目を200,300時間くらい追加学習するという前提で、
1800時間~2000時間かかるのが普通だと私は見積もっています。
AUDとBECで何度か不合格を経験する人が多い傾向にあるようですが、
最後のREGで苦戦したという方もいたりと、様々です。

AICPAデータから、日本人はAUDとBECでの苦戦が多いと知っていましたが
一番最初の科目FARでの苦戦者/撤退者の多さも相当なようです。
(この”FARの壁”話も、また別の機会に)

私自身、全科目合格するまでに、1800時間かかっています。(FARで1回不合格)
参考記事:私の受験歴・勉強時間
1800時間はかかり過ぎたと思っていましたが、そうでもなかったみたいです。
予備校の話(広告戦略)を信じて、USCPAは余裕で取れるでしょ♪なんて思っていると…痛い目みるかもです(笑)

合格までに必要な学習時間 = 1500時間~2000時間は、
過去1年以上、ブログ/メルマガを続けてきて合格者から集めた情報や、
AICPA公表の情報などを合わせた私の結論です。

また、この「合格までに必要な学習時間 = 1500時間~2000時間」は1年半~2年の期間内での話です。

初合格前に、1科目だけor全科目学習するのに数年の時間をかけるというのは大丈夫です。
しかし、科目合格期限が18ヶ月なので
1科目目の合格から、月に100時間の学習を2,3ヶ月間して次の科目を受験というペースでない限り、
道半ばで撤退か、Expire地獄に陥る事になります。

結論: “想定外”の必要学習時間が大きな壁に

働きながらUSCPAの取得を目指す方が多い事もあり、
「月100時間の学習を1年半以上続けられるか」これがUSCPA合格への第一関門ですね。
“1000時間” “1年”で合格できると思って始めてしまうと、”想定外”の負荷の大きさに挫折をしてしまいやすいかもです。
予備校のマーケティングの罠ですね。

第二関門は、各科目の試験自体の難易度にどこまで対応できるかになると思います。
個人のスペックや科目との相性も大きく影響します。
暗記量も膨大ですが、理解ができているか、実務的な問題に応用できるかも問われる試験なので
その理解力&応用力を付けるために、どこまで追加投資(学習時間や他の教材購入)が必要なのかが分かれ道ですね。
理解力&応用力は簡単に付くわけではないので、
この力をあげるための “想定外” の追加投資ができるかどうかが合否を分ける部分もあるように思います。

実は、この “想定外” に対応できる強いメンタルがあるかどうかも
USCPA全科目合格達成における重要な要素かもしれないと、最近は感じています。

次の記事で、「スペック(USCPA関連知識/英語力)」に関しての私の考察結果をお伝えしたいと思います。

TAC (Becker) はすごい!?

TACの宣伝では、なんと、34%の人が “全科目初回受験で合格”との事です。
AICPAが公表している全科目初回受験での合格率は、年間25%未満 とも記載されています。

34%は驚きの数字です。正直、信じられません(笑)

ただ…よく見たら…
合格者インタビュー直近50名[2015年7月~2017年3月合格者データ]だそうです。
1年半以上前の数字
ですし、新試験開始直前までの期間のデータですね…
おいおい、TACさん!(笑)

私の受験仲間(どの予備校生かに関わらず合計)での “全科目初回受験で合格”の感覚数字は、10%未満です。  


TAC生は、簿記1級や公認会計士資格持ちなど、
元々のスペックが高い人が多いので合格率も高いという噂もありますしね…
時間がある時に、TACの合格者体験談からデータ取ってみたいですね(笑)

私の友人やメルマガ読者の方からの情報では、予備校をTACにすれば合格が近い!と結論できるようなデータは一切ありません。
アビタス受講生に比較すると、TAC受講生の人数は圧倒的に少ないので、
私の知っているTAC生&全科目合格者の方たちの話から、仮説を立てたり、その仮説を検証できるようなデータは現時点では持ってないという意味です。

私も追加で利用したTAC教材は、非常に役に立った為、投資して本当に良かった!
TAC様様! お勧めのTAC教材を教えてくれた友人に感謝!と感じています。

参考記事

日本人合格率
米国予備校の想定必要学習時間
アビタス利点/欠点

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