AICPA Ethics Exam について

Professional Ethics: The AICPA’s Comprehensive Course(通称 AICPA Ethics Exam)に無事に合格しました!!
1回目は不合格になり、2回目の挑戦での合格でした。

私は、Black Friday セールの20%引き(参照記事)でEthics Examのオンライン版を購入し、受験しました。
その体験を元に、お役に立つであろう情報を以下にまとめます。

テキスト版(紙冊子)を購入した際は、巻末に試験問題が掲載されており、その問題を解いてから、オンラインで回答のみを入力する形で受験します。

オンライン版でも、試験問題が事前に確認できます !!

最初はその方法がわからなくて…
不合格時の対策準備用に、問題のスクリーンショットを取ったり、自分が選んだ選択肢のメモを取ったりと無駄な作業をして、余分な時間を費やしてしまいました(汗)

効率的な合格方法は
1. 試験問題を確認
2. オンラインコース/資料を検索しながら、正解の選択肢を選ぶ
3. オンラインで回答を入力
です。

【2019年6月追記】
6月頭にオンライン受験で、晴れて4回目で合格した方からの情報では、事前に試験問題が確認できなかったとのことです。
変更されてしまったのかもです。
その場合は、不合格時の為に、問題のスクリーンショットと自分が選んだ選択肢のメモはしておいた方が良いですね。

以下、試験に関する情報と効率的に合格する方法を詳しくお伝えします。

AICPA Ethics Exam(Online)

Professional Ethics: The AICPA’s Comprehensive Course : Online 
Product#: (155904)   

出題問題数は45問。(46問目は出題なし)
全て4択問題。
正答率90%以上(=41問以上正解)で合格。
Open-book
Linear test (前の問題に戻る事はできない)
試験時間の制限はなし。
回答期限は購入日から 1 年間。
オンラインでの回答に3回落ちると、郵送で受験する事に。

【2019年6月追記】
郵送受験なしに、4回目のオンライン受験ができた!という報告を頂きました。
6月頭にオンライン受験で、晴れて4回目で合格した方から。
3回という縛りはなくなったようです。

AICPA Ethics Exam(Online版)の受験方法

オンライン版を購入後に受信するメールの指示に従い
AICPA Store にログインし
My Online Learning をクリック
表示されているEthicsコース名をクリック
Launch Course をクリック
Open Item をクリック

そうすると、新規画面でオンライン学習ソフトが立ち上がります。

画面上部の Contents クリックすると、
左端に1~48の項目が表示され
「48. Wrap Up and Exam」 をクリックし、
数画面進むと、
Take Exam ボタンが表示されるので、そこから受験開始します。

選択肢を選んで確定後、次の問題に進みます。
前の問題に戻る事はできません。

受験中、画面上部のサーチからオンラインコースの内容を検索をしたら、一番最初の問題から受験のやり直しになってしまいました。
(この時は1回目の受験としてカウントされているはずです)

なので、テキスト版(紙冊子)を購入し受験する時と同様、先に問題を解いておいて、回答を選択するという受験方法がお勧めです。

試験問題の確認方法

オンラインコースにある ”Participant Manual” 内の241ページ目に、「EXAMINATION FOR SELF-STUDY CREDIT」というものがあります。
これが、試験問題です。
46問ありますが、最後の46問目は、試験には出題なしでした。

”Participant Manual” の入手法

オンライン学習ソフトを立ち上げると
右下に Resources というフォルダマークがあります。
このResourcesマークをクリックし、
表示されるメニューの上から2番目「2. Participant Manual」 です。

PDFで258ページの資料です。

1回目の受験時には、このPDF資料の存在に気づけませんでした。
ちょっと見つけづらいです。
このブログを読んだあなたはラッキーです!(笑)

回答の準備: 正しい選択肢の選び方

1. 試験の問題文を読んで、キーワードを見つける
2. そのキーワードを ”Participant Manual” 内で検索
3. 該当箇所をしっかり読み込み、正解の選択肢を選ぶ

2回目の受験前、
私は、真面目にオンラインコースのソフトで学習しながら、試験問題の回答を見つけようとやってみました。

これは相当時間がかかりますね。

ソフトでは音声が流れ、トピックの概要説明があり、必要に応じて、クリックし詳細説明を読むような形です。

音声には、Transcript(画面右下)が用意されているので聞き取れない部分は文字で確認できます。

最初の方は、真面目にソフトの指示通りに学習しました。
途中から、試験問題に関係ない部分はスキップして前に進みました。

が、テキスト(紙冊子)版と同様に、試験問題を確認できるはずだろう!と改めてオンラインソフト内をくまなく探したところ…

”Participant Manual” を見つけられたので、それ以降は、”Participant Manual” を検索しながら回答する形に変えました。

オンラインコースのソフトでも検索できますが、PDF版の方がやはり検索しやすかったです。

試験問題の内容

AUDとREGで学ぶ倫理系問題とかなり類似しています。
学んだ記憶がある用語やルールが沢山出てきました。

私の受験結果

1回目受験時(77%で不合格):所要時間 約3.5時間
2回目受験時(95%で合格):所要時間 約4時間

1回目は、勉強ゼロで受験しました。
試験問題を事前に見つけられなかったので、とりあえず、やるしかないな!と。
オンラインコース内を検索したり、Web上で基準を検索したりしながら。
上記の時間は、問題のスクリーンショットを取ったりした時間も含んでいます。

AUDやREGを受験時に1度学習済みなので、正解がちゃんと分かる問題もありました。
正答率77%はなかなかの結果ですね(笑)

2回目の受験時は、上記に記載のように、オンラインコースと”Participant Manual” を見ながら、全問題の回答を準備してから、受験しました。

1回目の受験時にどの問題で間違ったのかが分からないので、最初から全部やり直す形です。
正解/不正解がわからないまま、9割以上の正解を目指すのはかなり辛いです。

Ethics Exam に苦戦した人の話は以前から聞いていましたが
その苦戦を自分も体験する事になるとは…
2回目の受験完了ボタンを押す勇気を出すのに時間がかかりました(笑)
無事に43問正解で合格できましたが、どの2問を間違えたのかは分からないままです(汗)

ちなみに、WA州のEthicsで苦戦した後に、振り返ると…
AICPA Ethics Exam は簡単だったとさえ感じましたよ!(笑)

Certification の PDFをダウンロードし、AICPA Ethics Exam は終了です。
正答率が、Exam Scoreとして、Certification内に記載されていました。

ちなみに、このEthicsコースでは、Case Study に Kuniko Uchida さんという日本人女性名が出てきます。
お!日本人!と反応してしまいました(笑)

他校のサポート情報

アビタスでは「Ethics Examの問題内容に関する合せは受け付ておりません」という形ですが
プロアクティブでは、Ethics Exam のサポートも万全!との事です。

受講生以外でも、ライセンスサポートサービスが利用可能だそうです。
プロアクティブ受講生価格は3万円で、受講生以外の場合はもう少し高額です。

私自身はアビタスを利用ですが、友人には受講生以外でプロアクティブを利用した人がいます。
もう少し詳細を知りたい方は、お問い合わせからご連絡ください。

多少費用がかかっても、簡単にライセンス取得手続きを終わらせたいという方には、プロアクティブがお勧めです。

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