不合格の際には、「Uniform CPA Examination Score Notice」の2ページ目に、Candidate Performance Report が表示されます。
各出題分野の得点状況を確認し、弱点を意識しながら勉強するのが良いでしょう。
“Candidate Performance Report” では、以下2種類の分類に対して、あなたの結果が表示されます。
1. by Content Area (出題分野別)
2. by Item Type (MC/TBS問題別)
※ by Content Area (出題分野別)は、MC問題における結果であり、TBS問題は含まれていません。(※現在はTBS問題も含まれます。以下に、追記情報あり)
”Your performance in each content area is based on the multiple choice items only.”と、Candidate Performance Report に記載されています。
私がFAR不合格時(2016年6月)の Candidate Performance Report からの抜粋
What kind of information is in this report?
The performance display below shows your performance in each of the Content Areas of the Examination and your Overall Performance by item type. Your performance in each content area is based on the multiple choice items only. The percentages represent the relative weights of content in this section. The information below is based on your performance as compared to just-passing candidates (i.e. candidates with a total score between 75 and 80).
【追記(2019年5月末)】
2019年4月末にFAR受験し、不合格だった方から、Candidate Performance Report を見せていただいたのですが…
”Your performance in each content area is based on the multiple choice items only.”という表記がなくなっていました!
現在(2019年4月末)の Candidate Performance Report からの抜粋
What kind of information is in this report?
The performance display below shows your performance in each of the Content Areas of the Examination and your Overall Performance by item type. The percentages represent the relative weights of content in this section. The information below is based on your performance as compared to just-passing candidates (i.e. candidates with a total score between 75 and 80).
以前は、MC問題だけの結果でしたが、現在では、TBS問題も含めた結果になっているということですね。
いつのまにか、TBS問題も含んだ判定に変更されていたようです。
参考:
Candidate Performance Report に関して (by AICPA)
上記AICPAサイトでは、Candidate Performance Reportのサンプルも提供されており、2019年4月末にFAR受験した方のCandidate Performance Reportと全く同じ書式でした。
上で抜粋したWhat kind of information is in this report?も確認できます。
お願い
2017年4月以降に受験の方で
”Your performance in each content area is based on the multiple choice items only.”という表記が、Candidate Performance Reportにありました!という方は、いつ受験したものかをぜひ教えて下さい。
いつから変更になっていたのか興味がありますので。
※”Candidate Performance Report” を次回受験対策の参考にする際の注意事項
Stronger判定範囲の手抜きは禁物!
WeakerやComparableの分野を徹底的に潰す事は大事だと思いますが
Strongerの分野も復習を怠れば多くの論点を忘れてしまう可能性があります。
また、受験時に出題される問題は、各分野の一部分の論点に過ぎません。
その限られた出題問題によって判断された3段評価である事を忘れないで下さい。
たまたま覚えていた/得意な論点の出題であった為、Stronger評価の可能性もあるのです。
逆もしかりですね。
たまたま点を落としただけで、Weaker評価の分野はあなたが比較的得意な範囲かもしれません。
Weaker/Comparable/Strongerの表示はあくまで参考情報
Weaker/Comparable/Strongerの表示は、75-80点で合格した受験者と比較しての結果であるとの事です。
“Candidate Performance Report” の評価は、あくまで参考であって、あなたの実力を正確に表したものではない事を考慮しながら上手く利用して下さい。
AICPAは以下のように説明しています。
The Candidate Performance Report is provided for informational purposes only, and has no official bearing on a candidate’s score.
Weakerがあっても合格可能
以前、USCPA受験仲間と話をした際に、「WeakerのContent Areaが1つでもあると不合格になる」説を聞きました。
AICPAの公式アナウンスにはそういった情報はないというのが私の認識ですが、全ての試験情報資料やアナウンスを再確認しての断言ではないので頭にひかっかっていました。
その後、たまたま目にした体験談に有益情報があったので以下に紹介します。
Weakerが2つもありながら、FARに84点で合格したという実例情報です。
多くの州では、不合格の場合にのみ、Candidate Performance Report が通知されますが、カリフォルニアなど一部の州では、合格時にもCandidate Performance Reportがあるそうです。
AICPAも上記で引用紹介したように
”The Candidate Performance Report is provided for informational purposes only, and has no official bearing on a candidate’s score.”と言っていますし、各分野のWeaker/Comparable/Stronger評価は、合否や得点には一切関係ないでしょう。
数が非常に限られた出題問題に対してWeakerがあったら足きりをするだなんて、公平公正ではなく、理不尽ですしね。
Weakerがあっても合格の体験談はこちらのブログからの情報です。