メルマガ読者の T・Iさんから頂いた受験体験談(4科目)をシェアします。 

メルマガ読者受験体験談 #2

受験者: T・I  

会計知識/実務経験:社会科学部卒。在学中(12年前)に簿記1級取得。経理部で10年、現在は単独決算に従事
英語力: TOEIC 765点
学習教材(予備校):TAC(Becker問題集が中心)、AUDのみAbitus・Wileyの問題集を追加
合格済科目:FAR、BEC、REG

受験科目:FAR

受験時期:2017年2月
受験回数:2回目
前回受験結果:1回目は74点(2016年12月)
合否(得点):合格(82点)

出題内容&感想等

かなり前なので殆ど覚えていませんが、手応えは全然なかったのに受かりました。
また、TBSについてはDRSが1題出ました(全然解けませんでした)が、試験制度が変わる前だったので、得点には影響はなかったようです。
勉強方法としては、仕訳をちゃんとイメージして問題集を3回転くらいすれば問題なく受かると思います。

受験科目:BEC

受験時期:2017年3月
受験回数:2回目
前回受験結果:1回目は72点(2016年10月)
合否(得点):合格(78点)

出題内容&感想等

テストの手応えとしては90点ぐらいあったのですが、ふたを開けてみたら78点だったので、正直ビックリしました。
MCの問題もほぼ完璧にできましたし、WCも3問中2問は事前にヤマをはっていた論点だったので、なぜこんなに点数が低いのかは未だに疑問です。
基本的は勉強方法としては、問題集を繰り返し解くのが王道ですが、WCについては、TACのWC単科講座を追加で受講して対策しました。(個人的にはかなり効果はあったと思います)
なお、試験制度が変わる前だったので、TBSの出題はありませんでした。

受験科目:REG

受験時期:2017年5月
受験回数:1回目
前回受験結果:
合否(得点):合格(78点)

出題内容&感想等

TACの内田先生の言われた通りにやったら普通に受かりました。
問題演習もTACの問題集だけでOKでした(Beckerの問題集は手を付けていません)
なお、学習時期が年度末決算とかぶっていた(残業も軽く月100時間こえてました)のですが、かなり効率的できていたので、REGに関して言えばTAC(内田先生)が一番オススメかもしれません。

受験科目:AUD

受験時期:2017年12月 (2017Q4)
受験回数:2回目
前回受験結果:1回目は73点(2017年8月)
合否(得点):不合格(73点)

出題内容&感想等

かなり苦労しています。
範囲は狭いですが、細かい論点まで覚える必要があり、問題演習だけでなく、テキストの理解も重視した方がよいかなと思っております。
また、(初見の問題に対応するためには)英語力がかなり必要であり、TOEICが700点台だと少し厳しい感じがします。
(USCPA学習仲間にTOEIC900点台の方がいて、その方はAUDは1発でクリアしていました)

なお、細かい論点を網羅的にカバーすること、及び英語力不足を克服するために
現在はBecker教材(英語)の読み込みをしておりますが、効果の程は現時点では不明です。

1回目に受験した時にはDRS問題が1問出題されました。
また、2回目については1問も出題されませんでした。
 

その他コメント

Beckerの問題集はオンライン(iPadなど)で解くよりも、紙ベースの方が個人的には合っていると思いました。
※FAR・BECの1回目受験時にはオンラインで解いていました
オンラインだと、間違った問題だけ解く等の機能があったりして便利だったのですが、”勘”で正解した問題を解き直さずそのままにしていたことや、気づいたことを書き込み出来なかったので、学習が非効率になっていた気がします。
※もちろんオンラインベースでも合格される方もいっぱいいますので、あくまで個人的な感想です。

Makiのコメント

AUD合格には高い英語力が必要。これは間違いないと思います。
問題を理解する英語読解力、そしてTBS問題では、多くの関係資料から必要な情報を読み取る英語力(読解力&スピード)ですね。 
ただ、英語力よりも重要なのが「理解」だと私は思っています。
USCPA 新試験 難易度(2017Q2合格体験談) で紹介したAさんは、高い英語力をお持ちの方でした。
不合格だった2回の受験時と合格した3回目受験の1番の大きな違いは、
重要論点の相違点などをしっかり深く理解していたかいなかったかで、
2番目の大きな違いは、英語慣れとの事でした(Beckerの英語教材で学習した為)。

「簿記1級の方でも、FAR合格には3周の問題演習が必要」
これは有益な情報だと思います。
もちろん人によって差はありますが、最低でもそれくらいの問題演習は必須という事です。
簿記1級取得直後の方であれば 、公会計と英語での試験であるという2点が壁になるだけで、非常に短期間/少時間で合格できるのかもしれませんね。
FARの問題演習1,2周時点で自信をなくされる方も多いですが、
範囲が相当広いですし、内容も簡単ではないので、そんなすぐにできるようになるはずがありません。
簿記2級レベルの知識が多少はあった私も、3周目でさえ、ほとんど手ごたえがありませんでした。
3周,4周しても全然理解できていない/頭に入っていないという相談を受ける事も多いですが、
それが普通です!諦めずに4周,5周頑張ってくださいと答えています。
(どうやって何周も問題演習するのか等は、長くなるので、また別の機会にお話しします。)

FARの学習でつまづいている方は、十分な学習時間が取れていなかったり
圧倒的に問題演習が少ない段階で自信をなくされている方が多いです。
諦めずにどれだけコツコツ学習を続ける事ができるかが合否を分ける一番のポイントだと思います。
USCPA合格には、粘り強さが必要です。 頑張って下さい!

問題演習はオンラインでするか紙でするかに関して、
以前に記事を書きましたので、こちらもご参考まで。  

備考

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