よく聞かれる質問の1つに
「捨てても良い分野はありますか」という質問があります。
受験日が迫っていたりして、予備校教材の全てをマスターする時間的余裕がないなど
少しでも効率的に合格したいと思いますよね。
少しでも効率的に合格したいと思いますよね。
私も同じ事を何度も思いました。
しかし…
捨てていい分野はありません !!
予備校の教材自体、論点が厳選されているわけですから。
私のFAR受験時は、Deferred Taxesと為替の問題はあまり出なかったので
理解や問題演習に費やした時間を考えると、
捨てても良かったなと、受験後には思いました。
でも、たまたま、私の場合、MC,TBSにあまり出なかったというだけです。
もしTBS問題に捨てた分野が出て、採点対象問題なら、 相当の失点になってしまうので
捨てるのはお勧めできません。合否が運任せになってしまいます。
公会計はTBS問題には出ないなんて噂もありましたが、 私の場合は2問も出題されました。
もし公会計を捨てていたら/ 手を抜いていたら不合格だったと思います。
また、USCPA試験は、1問1点という配点ではありません。
問題によって、高配点/低配点の違いがあります。
捨てた論点の問題が、万が一高配点の問題の場合、 失点が合否に響くかもしれません。
もし、私が、出題運に任せても良いから、 学習時間の短縮したいというのであれば、
捨てはしないが、手を抜く分野は作りますね。
具体的に言えば
Blueprintを見て、Analysis/ Evaluationにチェックの入っていない論点は
TBS問題には出る可能性は低いと判断して、 学習時に手を抜きます。
手を抜くと言うのは、 基本問題が出たら正解できるレベルまで学習はするが
面倒な計算問題や難易度高めの問題は捨てる前提で( 他の問題に時間を回す)
完璧にマスターするまでの力を入れないという意味です。
ただ、捨てるのは絶対お勧めしませんよ!
それでも、捨てる分野を検討するなら、 私はこうする という話です。
ご参考まで。