私にとって、FARは勉強中に苦手意識がついてしまっていた科目でした。
原因は範囲の広さ/必要学習量の多さです。
2周目/3周目の問題演習でも、同じ問題を間違えてしまい、頭にも全然入っていなかったので
合格ラインに到達できるのか不安で堪りませんでした。
私と同じように簿記2級/3級レベルの知識しかない人/経理の実務経験がない人にとっては
かなり苦しい科目だと思います。
米国人受験者もFARに一番の勉強時間をかけるのが通常のケースのようですし
なかなか重い科目である事は間違いありません。
あなたがもし会計知識/実務経験がないのなら、以下の私のアドバイスを参考にしてみて下さい。
FAR合格のアドバイス
☆問題演習を繰り返す!
問題演習1,2周目での正答率が低くても大丈夫。
さらに1,2周すると自然に力が付いている分野も多いはずです。
☆毎日コツコツ勉強するべき!
会計知識/実務経験の少ない人にとっては非常に忘れやすい科目なので
できる限りブランクを空けずに(たった1日15分でも)勉強を続けるのが効果的だと思います。
☆仕訳が書けるように!
仕訳が書けなくても問題が解ける事は多いですが
「仕訳がかける=理解している」だと思います。
TBS問題では仕訳が書ける事が前提の問題もありますし
仕訳を意識しながら勉強/問題演習して下さい。
私のFAR1回目受験(不合格)時は、仕訳がかけるほどしっかり理解していなかったのが
敗因の1つだと思います。
☆満遍なく出題があるため、捨てる分野を作ってはいけない!
株式・社債・リースは特に重要論点なので、確実にマスターしてから試験に臨んで下さい。
捨てる分野を作るのは危険なので、全範囲の基礎的な理解は必要ですが
試験直前においては苦手な分野の難解問題は捨てるという力加減はありだと思います。
☆ノート作りは、問題演習3周目以降でOK!
どんどんテキストにメモや参照ページを書き込んで行くのがお勧めです。
問題演習3周目くらいになると、自然にマスターしている論点もあるので
何度演習しても苦手な分野というのが判明してから
ノート作りをする方が無駄な時間を費やす事が減ると思います。
☆公会計は試験直前で詰め込み暗記!
公会計特有のルールが多いので、企業会計との相違点に意識しながら
試験直前に暗記するのが効果的ではないかと思います。