私は理解重視の勉強方法でAUDに合格しました。

AUDは問題や正解の選択肢を覚えてしまいやすいと感じた為、
また監査業務の全体像・流れを理解する事が大事だという意見を合格者の経験談で得ていた為、
問題をたくさん解く事より、深く理解する事を意識しながら勉強しました。
その具体的な内容を以下に紹介します。

使用教材

☆アビタスのテキスト・問題集(Ver.6.1)
☆Wiley CPA Test Bank  
 1月半ば、受験をお休み中の友人から
 Wileyのオンライン問題演習(有効期限2016年3月半ばまで) の
 ログイン情報を教えて貰い、一部だけ利用 

勉強期間・受験日

期間: 2015年11月上旬からの約3.5ヶ月間
   最初の約1ヶ月間はFARと平行で、その後AUDのみに専念
総学習時間: 353時間
受験日: 2016年2月中旬(初受験)
結果: 合格(87点)

学習方法

1. Chapter毎、複数Unit毎でテキストを読み、MC&TBS問題に挑戦(105時間)
   Web講義は、テキストを読んでも分からない・問題を解いても分からないときのみ視聴
   問題演習では深追いはせず、AUD業務全体の流れや関連を意識しながら学習
この1周目の学習完了が
 
2. Roger CPA ReviewのAUDの授業を視聴(YouTube上の36本)
3. テキストの総復習、一部まとめノートの作成
4. MC問題の演習 (2周目) [MC問題WEBプラクティス利用:2周目正答率77.3%] (78時間)
   問題演習をしながら、知識の定着化・関連付けに意識しながら学習。
   不明点は調べたり、アビタスに質問したり、
 テキストに参照ページやメモを書きこんで深く理解する事に努めた。
5. AICPA過去問に挑戦 (アビタス提供のMC155問)
6. リサーチ問題(4問)に挑戦 (Wiley CPA Test Bank)
7. TBS問題 (2周目)、リサーチ問題(10問)の演習
 TBS問題WEBプラクティス利用でランダム (37時間)
8. AUD単位認定試験、模擬試験を受験
 模擬試験(試験10日前) アビタス採点結果80点
 
この時点では、1周目の問題演習完了時に感じた
「4択の選択肢のうち、絞った2択で悩みそう(一部の論点は混同しそう)」
という感触は消え、多くの問題で自信を持って選択肢を選べるようになっていました。
あとは細かい論点の徹底暗記をすれば大丈夫だろう!と感じ始めていました。
 
9. AICPA過去問 (アビタス提供のTBS 2007~2012年)
     2009年以前はアビタス教材に同問題あり
10. Wiley CPA Test Bank で弱い分野(Evidence)のTBS問題に挑戦
   (試験1週間前)
11. MC2周目で正答率76%以下の9つの章の全MC問題を演習
      それ以外の10つの章はテキストの読みなおし (試験5日前~前日)
12. TBS問題 (Wiley CPA Test Bank) 数問を演習 (試験前日)

問題演習量

[アビタス]MC問題(800問) 2.5周
[アビタス]TBS問題(66問) 2周
[Wiley CPA Test Bank] TBS問題 一部(20問程度?)

自分の学習法/結果に関しての所感

☆ 受験後、TBS問題でかなり失点したと感じたものの
 無事に合格していて嬉しかったです。
 87点という得点から推察すると、TBS問題でも十分な得点ができたようです。
    回答に自信のなかった問題は採点されない問題だったのかもしれません。

☆理解重視の学習が大成功!
 問題演習をこなす事より
 「深く理解した上で、詳細論点まで徹底暗記」という方法で合格できました。
 疑問がある箇所はWeb検索して理解のヒントを探しました。
 AICPA Online Professional Library(Authoritative Literature)も
 疑問がある監査基準を調べるのによく利用しました。

☆AUDの重要論点/相違点などのまとめ資料を自分で作成したので
 その相当の努力と手間をかける中でAUDを攻略できたのだと思います。

 

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