BECの浅く広くの出題範囲の中で
コーポレートガバナンス(CG)・内部統制(IC)は
深い理解が求められる分野だと思います。
CG,ICの内容は、AUDで学習済みであった内容とかなり重複しているので
実際に問題演習など試験対策に費やした時間はITの次に少なめでした。
1周目のMC問題演習時で、CGが70%、ICが83%の正答率で手ごたえがあり
2周目では、1周目に間違えた問題のみを演習しました。
Corporate Governanceは、16% – 20%の出題率ですし
USCPA試験で重要視されていると思われる倫理的分野なので
CG・ICはBECの重要分野の1つだと認識して力を入れて勉強しました。
Information Systems and Communications 15% – 19%の出題率の部分にも
CG・ICの内容が関連するので、実際の出題率は16% – 20%より少し高いかもしれません。
COSOは英語の原文を読み込むのをお勧めします。
アビタス教材だけではCOSOの知識は不十分ではないかと感じたので
ネット検索したりして、少し深掘りしていましたが、
実際の試験では自信を持って答えられないCOSO問題が多く悔しい思いをしました。
重要論点
★ICの目的
★COSO 5つの要素
★COSO 17の原則
★COSO 87の着眼点
★ERM
★IC,ERMの限界
アビタスのテキストには、COSO 87の着眼点は載っていませんでしたが
COSOをネット検索すれば、英語でも日本語でもすぐに出てくるので
目を通しておく事をお勧めします。
エッセンスが掴めていれば徹底暗記までする必要はないですが
COSOの原文の中でも、5つの要素、17の原則は
それぞれのキーワードがぱっと頭に浮かぶくらいまでの理解が必要だと思います。
アビタスのBECテキスト(ver6.1)分類
BEC 5
Corporate Governance: 組織、役割、SOX法
Internal Control: COSO、ERM、各ビジネスプロセスの内部統制