アビタスでは、ライセンス取得手続きのサポートがあります。
取得対象州は、グアム、ワシントンのみ。
以前は、モンタナ州のサポートもしていたようです。
(私がアビタスに入会した2015年夏当時のパンフには、モンタナもサポート対象と記載あり)
費用は、10,800円(税込)です。
※アビタス受講生のみへのサービス

主なサポート内容は、実務経験証明書 (Experience Affidavit)へのサインです。
プロアクティブとは異なり、倫理試験問題に関するサポートはありません。
ライセンス申請一連の手続き(倫理試験の受験方法も含む)
に関する説明資料は準備されています。

以下、アビタスのサポートを利用し
ワシントン(WA)ライセンスを取得するのに必要な手続きをまとめます。

アビタスへの提出書類は、全てPDFでメール添付しました。

ライセンス取得方法 (アビタス利用)

STEP 1:アビタス無料コンサルテーション

WAライセンス取得に必要な実務経験の有無を診断
要件:対象の会計関連業務 12ヶ月以上 かつ 2,000時間以上 (過去8年以内)
[参照記事:詳細に関してはこちら]

アビタスへの提出書類

  1. 無料コンサルテーション申込書
  2. Washington CPA License Application Questionnaire [英文]
  3. 職務経歴書 [英文]
  4. CPA試験合格を証明する書類

2.の Washington CPA License Application Questionnaire は
職務経歴書の要約のような書類です。
勤務先、勤務期間、会計関連業務の内容、会計関連業務に従事した時間、
Competencyの11項目に関する経験などを記入し、
最後に、記載内容が正しい事を宣誓する署名をします。
Competencyの部分の記入が少々面倒でした。

私は、4.のCPA試験合格を証明する書類として
4科目目合格後の「Uniform CPA Examination Score Notice」を提出しました。

STEP 2:ライセンス申請書類の作成

STEP 1 で提出した書類を元に、
アビタスから実務経験認定可能であると判断されると
以下の書類を作成する事になります。

アビタスへの提出書類

  1. ワシントンライセンス実務経験認定サービス申込書
  2. Declaration(宣誓書) [英文]
  3. 勤務先の証明書類
    源泉徴収票 or 確定申告書 ※1社につき1年分OK
    勤務先発行の在職証明書 ※会社のレターヘッド必須
  4.  実務経験証明書 (Experience Affidavit) [英文]

2.の宣誓書は、サンプルが用意されています。
職務経歴書の概要などを記入し、
最後に、記載内容が正しい事を宣誓する署名をします。

STEP 3:

STEP 1 で提出した書類を元に、アビタスから十分な実務経験ありと判断された場合、
アビタス代表の三輪さんとインタビューをする事になります。
インタビューは電話のみ。Skype不可。
本人確認が主な内容で、所要時間は通常3-4分程度との事。

※ サポート手数料10,800円(税込)は、インタビュー日までに口座振込
 [海外在住者の場合は、税抜価格です]

STEP 4:実務経験の認定

アビタス提携のワシントン州会計士委員会メンバーの方が
実務経験の認定者になります。

認定者サイン済みの書類を受領できるのは、インタビューから1か月~1.5か月後との事です。
月末締めで、アビタスから認定者への依頼をしているそうです。
私の場合、アビタス代表の三輪さんとのインタビューから6週間後でした。

STEP 4 :WAへライセンス申請

ライセンス取得に必要な書類が全て揃った後に、
オンラインにてWAへ申請
申請費用:$330
※ アビタスによると、申請より1~2週間でライセンスが発行されるそうです。
※ 私の体験で言うと、全て書類が揃い問題がなければ、
  申請から数日以内に発行されるくらいスムーズな手続きのようでした。

WA への提出書類

(他州合格者) 学歴証明書
(他州合格者) 合格実績トランスファー
サイン済み実務経験証明書 (Experience Affidavit) (PDFでアップロード)
職経歴書 (PDFでアップロード)
AICPA Ethics Certificate (PDFでアップロード)
WA Ethics Certificate (PDFでアップロード)

[参照記事:詳細に関してはこちら]

他校のサポート情報

アビタスでは「Ethics Examの問題内容に関する合せは受け付ておりません」という形ですが
プロアクティブでは、Ethics Exam のサポートも万全!との事です。
受講生以外でも、ライセンスサポートサービスが利用可能だそうです。
プロアクティブでは、煩わしい書類の準備/作成も不要との事で
「他のライセンスサポートとは一線を画する、完全・迅速なサポート」とHPに謳われています。
プロアクティブ受講生価格は30,000(税抜)です。
受講生以外の場合は、価格があがります。

私自身はアビタスを利用ですが、
友人には受講生以外でプロアクティブを利用した人がいるので、
もう少し詳細を知りたい方は、お問合せからご連絡ください。

多少費用がかかっても、簡単にラインセンス取得手続きを終わらせたいという方には
プロアクティブがお勧めです。

TAC では、サインサポートを行っているとの記載あり。
サポート詳細は不明です。

予備校以外でも、ライセンス取得サービスを提供している所もありますね。

たまたまライセンスに関して検索していた際に見つけただけで
詳細は一切わかりませんが、参考までにリンクを記載しておきます。
関口法律事務所によるライセンス取得サービス
こちらでは、11州がサポート対象で
AICPA、各州(ただしカリフォルニア州を除く)の倫理試験のサポートもあるそうです。

倫理試験に合格するのがけっこう大変だったので(笑)
そのサポートがあるのは魅力的かもしれません。

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